最新の一日葬情報まとめ

一日葬で食事の振る舞いはするの?

一日葬で食事の振る舞いはするの? 一般的な葬儀では、通夜が終わった後や一連の儀式がすべて済んだ後に参列者に対して食事を振る舞うしきたりがありますが、故人やその親族の意向で告別式と火葬のみで葬儀を済ませる一日葬にすると決めている場合にこの食事についてどのようにすべきかは気になるところです。
一日葬では参列者に対して食事を出す必要はありません。
このため、一日葬を営む際にかかる費用を計算する際に飲食代のことも考える必要はないでしょう。
参列者がごく親しい親族や故人の友人のみだった場合だと、通夜や法要のあとにどこかでご飯を食べるケースはあるでしょうが、これは通夜振る舞いや精進落としといったものとは異なるため、食費の支払い方法については自由に決められます。
ただし、上記はあくまで一般的な話であり、一般的な葬儀と同じように法要が終わった後に料理を出すことにしているのであれば、葬儀費用を計算する際には当然食費の分も考慮に入れなければなりません。

宗教ごとの一日葬の違い

宗教ごとの一日葬の違い 一日葬は宗旨宗派を問わず執り行うことができますが、式の手順や進行がそれぞれの宗教ごとに違います。
まず仏教宗派では告別式と式中初七日での読経の時間が異なり、浄土宗と浄土真宗で40分から50分、真言宗や曹洞宗、臨済宗、天台宗、日蓮宗では一時間ほどになります。
祭壇に飾る仏具や作法にも宗派ごとに決まりがあり、浄土真宗ではお清めの塩を使用しません。
創価学会の友人葬も一日葬で行えますが、僧侶ではなく創価学会から導師を向かえます。
祭壇も他の仏教宗派とは違いしきみ祭壇や白木祭壇を用意します。
神道のお葬式である神祭葬では生花祭壇または八足祭壇を用意し、式は神主によって進められ、参列者は仏教の焼香にあたる玉串奉奠を行います。
キリスト教では教会で行うこともできます。
聖職者が聖書を朗読し、参列者は焼香の代わりに献花を行い聖歌などを歌うのが特徴です。
祭壇には十字架と故人が好きだった生花が飾られます。
最後に無宗派でも一日葬を行うこともできます。
この場合は進行も催しもすべて決まりがないので、家族や親近者で葬儀いっさいの手順や段取りを作り上げることになります。
どのような一日葬を行いたいか葬儀社の方と相談すればよいアドバイスがもらえます。